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Schoolmate同窓生紹介

株式会社きさく工房
代表取締役社長

1991年卒業
芸術学部 デザイン学科

西方 倫彰さん

ものづくりの仕事に関わり続けていきたい。

在学中はインダストリアルデザインコースに所属しながらも、将来の方向性を迷っていた時期もありました。しかし平面でも立体でも、ものづくりの仕事に関わり続けていきたいと考えていたことと、好奇心と職業人=プロとしてどうあるべきか?を大事にしながら技能を積み上げてきたこと、そして何よりも節目毎の人との出会いと縁によって色々な経験と機会を得たことでの学びがいま現在に繋がっています。

ボートを作って博多湾を渡る。

大学の思い出で印象深いのはボートを作って博多湾を渡るという材料基礎実習。チームでのディスカッションに始まり、本番までの数か月にわたる試行錯誤とスケジュールの実行力。特に自分たちで手を動かして現物を作る、試験する、試験結果から考察して修正や改善をする。ものづくりにおいては、三現主義という視点で本当にいい学びだったと思います。多くの授業がコンセプトを立て、試行錯誤してスケッチを描き、作図して自らの手で作る。実を伴ったものでした。

今後の展望について。

多くの出会いと学びから、今も変わらずにプロダクトデザインに携われていることが大変に嬉しく感じています。