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卒業生の卒業設計成果が建築設備技術者協会のコンペで入賞

 今春の卒業生の卒業設計作品が、建築設備技術者協会から賞を得ました
のでご紹
介いたします。

 建築設備技術者協会主催の学生コンペ「30年後の建築設備と社会」で、
今春工
学部住居・インテリア設計学科を卒業した、岩崎菜奈子さん
(現:ANAクラウ
ンプラザホテル/筑紫女学園高校卒)の卒業設計作品
「ダイバーシティ社会にお
けるパブリックサニタリーコアの構想」が
佳作入賞を果たしました。


同協会の公式サイトでも紹介されています。作品をご覧ください。
      https://knmap.jabmee.or.jp/member/student-competition-results/

 岩崎さんは「佳作受賞という結果は卒業設計の最終発表当時ではとても
考えられ
ないものでしたが、私はこの受賞により大変自信を持つことが
できました。現在
は在学中の専門とは異なる道に進んでいますが、卒業
設計を通じて、自分の考え
を人に伝える際の論理形成のしかたや、物ごと
に情熱を持って取り組むことの重
要性を学べたことは、とても役に立って
います。」と述べています。


受賞した作品の本人による作品概要文を以下に記します。

 多様性について様々な場面で対応が行われている。教育現場ではスカートと
ラックスで制服が選択できる制度を導入したり、ジェンダーに関する授業を
行っ
たりしている学校もあることが分かった。その中でも最も衝撃を受けたのは、
ども向けのアニメの分野でもこの多様性に切り込んだものがあることだ。
子ども
たちが大人になった将来は、今とは大きく違うだろう。大手衛生陶器
メーカーの
TOTOが現状で提案している男女共同トイレは、従来の男性用・女性用
トイレ
の中間地に、車いす用トイレとは別に、前室を有したものとなっている。
しかし
この形状のトイレで問題をすべて解決できているわけではない。

 現在「オールジェンダートイレ」と呼称されているトイレは存在するものの、
性は男性用トイレを、女性は女性用トイレを使用するという意識が根強く
残って
いることから分かるように、使用者は少ない。さらに結局は男性用・
女性用トイ
レとは別の入口があることにより本来利用したい人にとっての
ストレスがなく
なったとは考えられない。必要なことはトイレを利用すること
とは別の口実を与
えることだと考えられる。そのためにはトイレを利用する
以外の目的を増やし、
何かの目的でこの空間を利用したがそのついでにトイレ
に入ったという状況を作
りだすことが最適だと思われる。

 男性と女性が同じ空間にいるためには安全面への配慮が不可欠である、その
ため
には回遊性や利用者自身を監視の目とするプランを提案した。しかしその
プラン
では利用者のプライバシーがあまりにも確保されていないという指摘を
受けた。
それらを参考にプランを提案し、こちらを本プレゼンテーションの軸とした。
た比較的死角を失くすことを目指した。各個室のサイズは既存の個室を参考にした。